一時期待が高かったアビガン。
しかし、有効性無し報道されて、かなりがっかりして、話題から消えていきました。
じつは、マスコミ報道が否定的な報道をしてしまったのが原因で、その効果はまだ未定だと言うだけのことなんです。
新型コロナウイルス感染症に対する抗ウイルス薬「アビガン」(ファビピラビル)の臨床研究を行っている藤田医科大学は、2020年7月10日、有効性に関して統計的有意差は見いだせなかったとの暫定的な結果を発表した。ただしサンプルサイズを拡大すれば有意差が得られる水準であったことを踏まえ、研究責任医師の同大学医学部感染症科の土井洋平教授は「ファビピラビルは有効である可能性がある」と評価した
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/07/10/07183/
日本では海外に比べて感染者がずっと少ない。
だから治験するにもなかなか対象者が集められなかったという現実があり、その結果有効性について統計上有意義な結果が出ていないと言っただけなんです。
マスコミは、安部さんが早くアビガンをし承認と動いたしたので、有効性無し、効果無しという報道の仕方をたのは、安部総理叩きをしたかったのが一番の理由ではないかと思います。
簡単に今回の治験では統計的にデータがとりなかっただけというだけの事なのに、
世論誘導とも言える「否定報道」となったわけです。
2020年7月10日、藤田医科大学がアビガンに関する臨床研究の結果をオンライン記者会見で公表しました。その結果はご存じの通り、アビガンを投与した群としていない群を比較したところ、各評価項目についていずれも「有意差なし」という結果でした。
今回、この有意差なしという結果をメディアがどう「翻訳」したかというと、
「アビガン、有効性示されず」
「アビガン効果『確認できず』」
「『アビガン』明確な有効性みられず」
などと、見事なまでに「されず」「できず」「みられず」の否定表現でした。これなら皆が「ああ、ダメだったんだね」と思うのも無理はありません。そう思わせたい意図さえ読み取れます。でもこれだとフェアじゃないというか、ちょっとミスリードですよね。別に富士フイルムの肩を持つわけではありませんが。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/eye/202007/566473.html既に新型コロナウイルス感染症の治療薬として承認されている米Gilead Sciences社の「ベクルリー」(レムデシビル)においてハザード比(回復までの時間の中央値に関して)が約1.3であったことを引き合いに出し、「今回の研究ではウイルスの消失が約1.4、発熱で約1.9の数字がハザード比で出ている。レムデシビルでは1000人以上を対象とした試験だったから有意差が出たと考えられる。現在の日本ではこのサイズの研究が限界で、86人でも患者を集めるのに非常に苦労した」と話した。
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/07/10/07183/
ロシアでは有効性が認められる
まあロシアの言うことはどこまで信用できるか・・・・と思いますが、
もう副作用など恐れずにワクチン使ってしまうように、
アビガンの治験だって、強引に大規模にやってしまえるわけです。
だから統計上有効なデーターも出せるわけですね。
[モスクワ 10日 ロイター] – ロシア製薬ケムラーは10日、新型コロナウイルス感染症の治療薬候補とされる抗インフルエンザ治療薬「アビガン」のジェネリック(後発薬)「アビファビル」の効果を擁護した。
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-russia-cases-idJPKBN24B26N
効果があるというデータはきっと今後ヨーロッパなどからも出て来そうな気がしますよ。
アビガンはフサンと併用さらに効果が?
これは日本での効果の有効性についての話です。
11例中10例が軽快、人工呼吸器不要に
東大病院の観察研究では、肺炎を発症し集中治療室(ICU)での治療を必要とした重症のCOVID-19患者11例(4月6~21日に入院、男性10例・女性1例、中央値68歳)を対象に、フサンとアビガンの併用療法を実施。臨床症状の軽快が見られた10例は、人工呼吸器使用が7例、うち3例はECMOを必要としていたが、平均16日で人工呼吸器が不要になったという。
東大病院のグループは、海外の治療成績と比較して良好な経過をたどっていることから、フサンとアビガン併用の有効性を示唆するものと評価。フサンとアビガンの併用効果だけでなく、フサン単独の効果も考えられるとし、「今後の臨床研究の必要性を示唆する結果となった」とコメントしている。
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/07/10/07183/
ワクチンはまだまだ副作用や効果も未確定です。
またインフルエンザのワクチンを考えて見て下さい。
ワクチンが有り続けているのに、かかる人もいますし、死亡者もコロナなどより多かったりします。
つまりワクチンは副作用、型の違いなど、できたとしても新型コロナを撲滅できるとは思えないのです。
だからこそ重症化させない、早く治療できる治療薬は必要なんです。
マスコミがアビガンは効果無し、開発会社を設けさせるための手段、危険な薬などとして反アビガン報道をしたため、完全に使い物にならないような方向に持って行ってしまったのは、
本当にそれで良かったのかと思う次第です。