農業学校に行ったのでもなければ、普通は作物を育てる方法なんて、しりませんよね。
農業を始める前に、習得しなければならない技術は山ほどあります。
本で読んだ知識だけでは、とても農業はできません。
何よりも経験し、また経験から学んだ知識をベテラン農家に教えてもらうことが必要です。
資金もあまりなければ、まずは農業法人に就職して2~3年学ぶか、農業技術学校に入学すべきです。
そして今年からできた制度として、認定された農業研修を受ければ、その2年間の間は、農林水産省から成年就農給付金がもらえます。
年に150万円ですから、一人なんとか暮らせる範囲ではありますが、とても助かると思います。
この場合、研修機関は都道府県が認めた道府県農業大学校や先進農家・先進農業法人等でないといけないという基準があります。
また、給付は6ヶ月毎で、研修期間の給付から受けたい場合は、準備型として申請する人用があります。
もちろん、成年就農給付金自体、まず申請して承認されなければなりませんし、毎年の予算は決まっていますから、申請者が多ければ、要件にあっていても、受けられない場合がありますから、注意しましょう。
また成年就農給付金は、独立して自営業で農業をやる場合だけでなく、自ら農業法人設立したり、農業法人に就職したりする場合でも給付対象になります。
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